こんにちは、メガネのリサです。
突然ですが… 登山は自然の中でリラックスできる素晴らしい趣味である一方、ケガや遭難のリスクがあることも忘れてはいけないですよね
普段はそういったリスクをあまり意識しない方も、普段から対策を取っている方も、改めて遭難の原因を知ることは大切だなと思います🙋♀️
なので…
今回はこういった疑問を解決します!
遭難の原因って何?
登山前の準備は何をしたらいい?
私自身1人で登山に行けないほど怖がりで、面倒くさがり&マイペースという性格上、他人を頼ってしまいがちなんです…
でも、自己責任で登山をするために、安全対策をしっかりするという意識は重要ですよね💦
この記事を読んで、しっかり対策すれば心置きなく登山を楽しめるし、自分の帰りを待つ家族も安心するから対策しよう!と思ってもらえたら嬉しいです✨
なぜ遭難してしまうのか?原因は?
知識不足・装備不足・心構え不足
遭難の原因について調べてみると、知識不足・装備不足・心構え不足が原因と書かれているものが多くありました
以下にどういうことが○○不足にあたるのか、の一例をご紹介します
- 知識不足:地理・天候・登山計画をしっかり把握できてない等
- 装備不足:登山靴・体温調節ができる服・レインウェアを持っていない等
- 心構え不足:自身の体力や技術を過信している等
とは言え…私も偉そうなことは言えないので、こういうことが遭難リスクに繋がるんだな。と改めて勉強になりました✏️
次は、私の失敗談をご紹介したいと思います…!
遭難しかけた私の失敗談
私の失敗談は「塔ノ岳の下山中に日が落ち始めて焦って駆けおりた❗️」事件です
まず、塔ノ岳の基本情報をお伝えすると順調に行ってコースタイム8時間(‼️)標高差1,300m(‼️)のロング登山です
通称「バカ尾根」って言われているほどだよ…
友人と2人で行ったのですが、どちらも車の運転ができず、当日は駅集合→バスに乗って登山口まで行きました
そのため、登山開始したのが9時でした
そして…登ったのはそう。12月下旬〜〜〜〜(冬なので日の入り早いです…ここで気づくだろって感じですよね苦笑)
単純に考えると、9時から登り始めて順調にいっても+8時間で17時に下山できます(12月下旬の日の入り時刻は16時半でした…🌛)
順調に17時に下山したんだけど、途中から山のマジの暗さに焦ったね…
私の場合は、登山計画を立てていなかった知識不足(準備不足)と途中で山頂を諦めていればよかったのに意地でも登頂しようとしてしまった心構え不足が原因でした
さらに、焦って下りてしまったので膝に負担がかかってしまい、翌日歩くのも痛かったです😿
帰りに焦って足を挫いてしまっていたら、と考えると遭難していてもおかしくなかったな…と思います。
遭難したことに気づくのは登山開始後
私の失敗談からも分かるかもしれませんが、「やばい…遭難したかも😱」って思うのは登山開始後なんですよね。
当たり前なことなんですが、登山前に準備するの忘れた〜ってなかなか気付けないんです。
いざ登山開始!って登り始めて、あれ?これ日が落ちる前に下山できないんじゃ…?って気づくのは後の祭り…
下山する時に登山口まで一瞬でテレポートできたらいいんですけどね〜(笑)
・・・でも途中で「あれ?日の入り前に下山できないかも?」って気づくタイミングはいくつかあったはずなんです
- 登山計画をしっかり立てていれば、17時下山(遅くない…?日の入りは…?)に気づけたかもしれない
- コースタイムを意識して登っていれば、山頂まで行くと日の入り前に下山できないことに気づけたかもしれない
今回は知識不足と心構え不足が主な原因だったので、登山計画をしっかり立てること、日の入り前に安全に下山する意識を持つことが課題だと分かりました!
遭難対策としてできる事前準備
遭難対策、と言っても対策はいくつもあると思いますが、私がおすすめしたいのは1つだけです
登山届の作成
登山届を作成すれば遭難の原因のほとんどをカバーできるんじゃないかな、と思いました。
登山届を作成する中で、コースの道のり、コースタイム、装備、何時ごろに下山しないといけないか、諸々すべて報告しないといけないからです(登山届作成中にてんくらで天候もチェックしましょう👍)
私が塔ノ岳に登った際は、登山届を作成していませんでした(むしろ存在を知りませんでした…)
なので大体8時間かかるだろうな、大変そうだけど登れるかな、といった漠然とした気持ちで「まあ行けるだろう」といういわゆる当日の成り行き任せで登山に臨みました。
いくつもやることがある、と思うと億劫になってしまいますが、登山届だけは作ることを意識するだけでも遭難のリスクは軽減できると思います!
失敗談から学んだこと
私が塔ノ岳の失敗から学んだのは、以下のことです。
知識不足・装備不足・心構え不足への対策は、登山計画時点の下調べと心構えにかかっている
下調べは、登山予定日の天候、コースの道のり、コースタイム、装備、何時ごろに下山しないといけないか、をちゃんと調べておくことです。
心構えは、「まあいけるだろう」という根拠のない自信ではなく、登山届を元にした「これならいけるはず」と思える自信です。
あと、登山の1番の目的「無事に下山して家に帰ること」も覚悟に含まれますよね!
塔ノ岳以来、コースタイムが長い山に行く時は登山届を作成することを心がけています
まとめ
- 遭難の主な原因は、知識不足・装備不足・心構え不足
- 遭難対策としてできる事前準備のおすすめは、登山届を作成すること
- 当日の登山では登山届の中で立てた登山計画と照らし合わせて、現在地と時間をチェックする
いかがだったでしょうか?
私自身登山に行く際、遭難のリスクを常に考えているわけではないですが、自分の失敗を思い出したり、登山届を作りながらコースを想像したりするのが大事だなと感じました!
皆さんも登山届を作りつつ、あれこれ調べて安全な登山ができるよう準備しましょう♪
怖い思いをしてもそこから学ぶことも多いですよね…!失敗も経験👍
お気軽にコメントください♫